新盆に招かれたら-供物の送り方・香典の相場・服装は?

新盆お供えのイメージ写真 法要・供養

新盆に招待された時の一番の悩みは、供物と香典、それに服装かと思います。

そこで、ここでは新盆のお供え物の送り方、おすすめの供物、香典の相場、新盆に相応しい服装をお伝えします。

新盆のお供え-送り方

「新盆のお供え」は、新盆の法要に招かれた側がご供養の気持ちを表して持参するお香典やお供え物のことです。

新盆に招かれる側になった場合、参列するときにはきちんとしたお供え物を持参するのがマナーです。遺族にとってとても大切な行事ですから、偲ぶ気持ちを示すためにも手ぶらで伺うことのないようにしましょう。

お供えの方法は3パターンあり、「御仏前(現金)をお渡しする」または、「御仏前をお包みする代わりに品物をお供えする」または、「お香典と品物の両方を用意する」のいずれかになります。

法要が行われる地域によって異なりますので慣例にならうようにしましょう。

お供え物は、法要日やお盆の期間に持参をするのが一般的で、出席できない場合はお盆の前日までに郵送や宅配で送ります。

お供物の内容-おすすめの品

「五供」と呼ばれるお花、お菓子などが一般的です。

五供

「五供」とは、

⚫️ お線香を指す「香」

⚫️ ご先祖様や故人様にお供えする「花(供花)」

⚫️ ロウソクに火を灯すことを指す「灯燭(とうしょく)」

⚫️ 綺麗なお水である「浄水」

⚫️ 食べ物を指す「飲食(おんじき)」

を言います。

お供えの品物は、五供を基本として、

⚫️贈答用のお線香・ローソク

⚫️お花

⚫️旬の果物

⚫️お菓子

⚫️日持ちもする乾麺や昆布・海苔などの食品

などがお勧めです。

故人の好きだったものを選ばれる方もいらっしゃいますが、先方の負担を配慮し、万が一重なっても困らないものがふさわしいでしょう。

提灯(ちょうちん)を贈るのは?

新盆では白提灯が一般的。代わりに「御提灯代」を包むこともあります。

新盆の時期は、地域によっては故人と近しい親族から盆提灯を贈るならわしがあります。

故人の霊が迷わずに来ることができるようにとの目印となる提灯は、新盆では「白提灯」を用意するのが一般的です。翌年からは絵柄入りや色つきの提灯になります。(「白提灯」は新盆に限ります。)

また最近では、住宅によってはスペースの問題で提灯を飾らないこともあり、提灯の代わりに不祝儀袋に「御提灯代」の表書きでお金を包むこともあります。

盆提灯をお探しならこちらへ

香典の相場

新盆(新盆)の法要に招かれた親族や知人は、「御提灯代」あるいは香典を持っていきます。地域や故人との関係などによって金額は変わりますが、相場としては3千円から1万円程度といったところでしょうか。

法要の後に会食をご馳走になる場合は、上記の金額に5千円~1万円程度を上乗せすると良いでしょう。 不祝儀袋(香典袋)の表書きは「御供物料」が宗派を問わないため無難です。

仏式の場合は「御仏前」「御佛前」

神式の場合は「御玉串料」「御神前」

と書きます。

水引は双銀・藍銀・黒白が広く使われていますが、関西では黄白か黄銀を用いることが多いようです。結び目は結切りか鮑結びのものを選びます。

弔事用の帛紗(ふくさ)をお探しならこちらへ

新盆(新盆)の法要、服装は?

新盆(新盆)に限らずお盆というのは、故人やご先祖の霊をお迎えする、言わばお祝いごとのようなものです。 従って、法要の際には喪服よりも平服が選ばれることが多いです。

ただし、地域や宗派などによって異なりますので、念のため喪服も持参しておくと役立つかも知れません。差し支えなければ、施主様に直接聞いてみるのも良いでしょう。

「平服」と言われたら、具体的に何を着たらいいのか

「平服」とは略礼装のことであり、普段着とは違います。ですから、さすがにTシャツや短パンなどはマナー違反です。

あくまで参考程度ではありますが、新盆(新盆)の法要の際の服装例を以下に挙げておきます。

男性の場合

⚫️ 無地のスーツ(色はグレーや紺、ネイビーなど)または夏用の喪服

⚫️ 白いワイシャツ(半袖も可)

⚫️ 色や柄が控えめなネクタイ

⚫️ 黒の革靴 ・黒の靴下

⚫️ 金属製の金具が付いた靴やタイピンなどはマナー違反ですので注意が必要です。

女性の場合

⚫️ 無地のワンピース(色は黒やダークグレーなど)

⚫️ 襟元の詰まった、肌の露出の少ないジャケット(色は黒やダークグレーなど)

⚫️ 控えめな色であれば、半袖ブラウスとスカートも可(上下いずれかが 黒であることが望ましい)

⚫️ 黒または肌色のストッキング(素足は厳禁)

⚫️ 光沢のない黒のパンプス

⚫️ アクセサリーは、白またはグレーのパールのネックレス、イヤリングまたはピアスなら可

学童・生徒の場合

⚫️ 制服が望ましいと言えます。制服がない場合は、できるだけ落ち着いた色・柄の服

広告


ブラックフォーマル(喪服・礼服)レンタルのLULUTI

タイトルとURLをコピーしました